LMDE3は、タッチパッドが効かない。対処してみた。

calenderIcon 2019/01/14 syncIcon

LMDE3をインストールしましたが、タッチパッドでタップが効かないので対処してみました。

LMDEは、Linux Mint Debian Edition のことです。

Linux Mintは、ubuntuをベースにしてます。Debianをベースにしたものが、LMDEとなります。

そのLMDEは、タッチパッドでタップが効きません。

結論として、対処できてますので、参考にしてみてください。

では、ご覧ください。

LMDE3

タッチパッドの状況

LMDE3インストール後のタッチパッドの状況を示します。
①カーソルの移動はできる
②タッチしてもタップができない
タップボタンは有効であるが、押すと「カチッカチッ」うるさい。

タッチパッドのタップ有効化

では、タッチパッドのタップを有効にしていきましょう。
①「synclient」で設定情報の確認
ターミナルから以下を実施します。
>synclient -l

synclient-l

エラーだ!
コマンドがない。
xserver-xorg-input-synapticsをインストールしろと。
では、インストールします。
ターミナルから以下を実施します。
>sudo apt-get install xserver-xorg-input-synaptics

install

では、改めて「synclient」で設定情報の確認
ターミナルから以下を実施します。
>synclient -l

synclient-l2

Couldn't find synaptics properties. No synaptics driver loaded?
synapticsのプロパティが見つからない。
synapticsドライバーをロードしてないって。
よくわからん。
LMDE3を再起動しよ。
では、またまた「synclient」で設定情報の確認
ターミナルから以下を実施します。
>synclient -l

synclient-l3

動いた!。OK。
②タッチパッドのタップ設定
ターミナルから以下を実施します。
>synclient TapButton1=1

synclientTapButton1

おっ!。タップ効くようになった!!
③コンフィグに設定追加
再起動すると設定が消えてしまうので
以下のファイルをエディタで編集します。
「/etc/X11/xorg.conf」
    Section "ServerLayout"
       Identifier   "ServerLayout0"
       Option   "BlankTime"   "0"
       Option   "StandbyTime"   "0"
       Option   "SuspendTime"   "0"
       Option   "OffTime"   "0"
    EndSection

# synclient TapButton=1

    Section "InputClass"
       Identifier "touchpad"
       Driver "synaptics"
       MatchIsTouchpad "on"
       Option "TapButton1" "1"
    EndSection

これで、おしまい。

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