Windows10をクリーンインストールすることになりました。
基本は、Linuxを使っているのでLinuxも再インストールです。
ここで、上記の作業によってESPの内容がどう変わるのか確かめてみました。
ESPとは、EFI System Partitionでブートローダ、アプリケーション、ドライバを配置し,OS起動のために必要なパーティションになります。
ちなみにWindows10では、100MBのESPが作成されます。
100MBでWindows10とLinuxのデュアルブート環境ができるのかな?
そんなことも含めて示します。
では、ご覧ください。
Windows10インストール後のESP
Windows10を1回でもインストールしたことがあれば、認証なしに何度でもインストールできます。
ここからisoファイルをダウンロードしてください。
あとは、isoファイルをUSBに焼けは、簡単にインストールできます。
詳細は、割愛します。
Windows10インストール後のESPを示します。
LinuxのLive-USBからESPにマウントして確認しました。
概要はこんな感じ。。。
[ESP]-[Boot]-[bootx64.efi]
[Microsoft]-[Boot]-[BCD]
-[BCD.LOG]
-[…]>
[Recovery]-[BCD]
-[BCD.LOG]
-[…]
Linuxインストール後のESP
Windows10をインストールしたあとにLinuxを別パーティションにインストールしました。
所謂、デュアルブートです。
で、ESPを確認してみます。
LinuxからESPを確認しました。
概要はこんな感じ。。。
[ESP]-[Boot]-[bootx64.efi]
[debian]
[Microsoft]-[Boot]-[BCD]
-[BCD.LOG]
-[…]>
[Recovery]-[BCD]
-[BCD.LOG]
-[…]
debinベースのLinuxなので、[debian]が増えただけです。
ESPの使用率は、34%ですね。
Linuxカーネルは?
Linuxカーネルは、サイズが大きいことが知られてますね。
ただ、配置場所は「/boot」なのでESPには、影響ないですね。
現状、bootバーティションは、ルートパーティションに含まれているので、使用率も3%と問題ないですね。
ESPの100MBで足りるか?
先程も示しましたが、ESPの使用率は、34%です。
100MBあれば、充分ですね。
ただ、以前にESPの領域不足のポップアップが表示されたことがあります。
その時、対応した方法は、以下の記事に示しております。
興味のある方は、参照してみてください。

/boot/efiパーティションの領域不足?
EFIパーティションの領域が少なくなりポップアップのメッセージが出力されました。原因と対処方法を示します