低スペックPCに q4os 3.9 をインストールしてみた。

calenderIcon 2019/11/03 syncIcon

なにげなく、「OS 軽量」と検索していました。
そこで「q4os」という文字が目にとまりました。
バージョンは、3.9です。

すごく気になったのが、ベースが「debian 10」です。
「kona linux 5.0 black」のインストールに失敗したベースです。

理由は、パソコンが超低スペックであったためです。

ですが、「q4os」と「kona」のインストール用isoのサイズを比べると。。。
差があり過ぎる。
ディストリビューション isoサイズ
kona linux 5.0 black 1.70G
q4os 3.9 0.45G
これなら、インストールできるかも。
結論。。。インストールできました。

ただ、かなりコンパクトにしているため、すんなりいきませんでした。

興味のある方は、ご覧になってみてください。

q4os

試した低スペックPC

超低スペックPCです。
  • CPU: Intel Celeron M 1.30GHz
  • メモリ: 512M
  • HDD: 80G
本ブログも低スペックPCで書いてます。
興味のある方は、以下の記事を参照してみてください。
ノートパソコンを10年以上使い続ける方法は?

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ノートパソコンを15年以上も 使い続けているので紹介したいと思います。 特にパソコンに詳しいわけではありません。 ジャニーズ事務所の方がFMVのCMをやっていました。 ただ、それだけで富士通のパソコンを購入しました。 そのパソコンが長〜い間、使うことができてま...

インストール失敗と対策

では、インストールを始めます。
SOURCEFORGEから、isoファイルをダウンロードします。
②UnetbootinでisoファイルをUSBに焼きます。
③USBを起動し、「classic install」を選んでインストールを実施。
途中で、「カーネルが古いから失敗するよ。」みたいなメッセージが。
やっぱり、だめか。。。
試しに、Unetbootinではなく、「rufus」でUSBに焼きました。
理由はわかりませんが、インストールできました。
※2019.11.3
紹介した「rufus」は、windows用です。
Linuxの場合は、ddコマンドを使いましょう。
ターミナルからのコマンドイメージを示します。
>sudo dd if=./q4os-3.9-i386-instcd.r1.iso of=/dev/sdb bs=4M && sync

日本語化

q4osは、ドイツ生まれです。
私の好きなLinux Mintもドイツ生まれ。
日本語化が必要なのは、しかたないですね。
では、進めます。
①パッケージマネージャーからインストールします。

Welcome screen

「Welcome screen」の「Install Applications」を押します。

Software Centre

「Software Centre」が開くので「Synaptic」をダブルタップします。
少し待てば、インストールが完了します。
②日本語化のパッケージをインストール
「Synapticパッケージマネージャー」を起動します。

Synaptic

右側の「検索」を押します。
小さい検索画面が表示されるので「fonts-vlgothic」と入力し、「検索」ボタンを押します。

search-vlgothic

「fonts-vlgothic」が一覧に表示されます。
右タップで「インストール指定」を選択します。
次に「適用」ボタンを押します。

vlgothic-apply

ここで「Apply」を押せば、インストールできます。
ログアウト / ログインすれば、日本語化できます。

日本語入力

日本語入力は、日本語化と同じように以下のパッケージをインストールします。
  • fcitx-mozc

※2020.1.26
プリインストールのターミナル「Konsole」だと日本語入力ができません。
なので、「gnome-terminal」をインストールすればできます。
必要な方は、試してみてください。

ntfsのマウント

Windowsを使っていて、パーティションがntfsの場合があります。
その場合、以下のパッケージがないとマウントできません。
日本語入力は、日本語化と同じように以下のパッケージをインストールします。
  • ntfs-3g

※2020.1.4
textファイルを開いたら、文字化けしてました。
とりあえず、fileコマンドで確認
>file hogehoge.txt
>hogehoge.txt: Non-ISO extended-ASCII text, with CRLF, NEL line terminators
windows10で作ったファイルだ。。。
nkfコマンドでUTF-8に変更しましょう。
q4osは、nkfがないのでインストールします。
あとは、以下のコマンドを実行します。
>cat hogehoge.txt | nkf -wd > hihi.txt
>file hihi.txt
hihi.txt: UTF-8 Unicode text
これで、OK

今後について

debian 10(buster)ベースのディストリビューションは、いくつかリリースされてます。
本低スペックPCでインストールできたのは、q4osだけです。
今後も使っていこうと思います。
本記事もq4osで書いてます。。。

※2019.10.14
無線lanを使う場合、そのままでは自動で接続されません。
wicdというネットワークマネージャーをインストールしました。
あとは、自動接続の設定をするだけです。
※2020.5.14
すみません。
プリインストールのネットワーク管理で無線lanの自動接続ができます。
右下にあるネットワークアイコンを右タップ
表示されるメニューから「接続の編集」を選びます。
「接続の編集」画面が表示されます。
該当無線lanを選んで、右側の「接続の編集」を押す
「接続」画面が表示されます。
中央下の「次」を押す
中央下の「次」を押す
中央下の「次」を押す
計3回です。
「自動接続:□」が出てくるので、☑してください。
設定を保存すればOK。

※2020.4.29
キーボードのパイブキー「|」が使えないことが判明。
なので、「.bashrc」に以下を追加してください。
setxkbmap -layout jp
失礼しました。
※2020.5.14
パイブキー「|」が使えない件、作業が不足してました。
「/etc/rc.local」を作成し、「setxkbmap -layout jp」を記入してください。
これでOK。。。なんども失礼しました。

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