低スペックPCに BusterPup をインストールしてみた。

calenderIcon 2020/09/11 syncIcon

初めてpuppyベースのディストリをインストールしてみました。

それは、BusterPupです。

frugalは、好まないのでフルインストールです。

grub4dosも好まないので、GRUB2のままです。

すんなりいかなかったので示します。

では、ご覧ください。

rootDesk

試した低スペックPC

試したPCのスペックです。
  • CPU: Intel Celeron M 1.30GHz
  • メモリ: 512M
  • HDD: 80G
  • OS:kona linux 4.0 black
本ブログも低スペックPCで書いてます。
興味のある方は、以下の記事を参照してみてください。
ノートパソコンを10年以上使い続ける方法は?

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liveCDの起動

liveCDの起動は、以下の手順で実施しました。
まず、起動画面です。
上から2行目を選びます。
「Buster-Porteus-boot Always Fresh」です。

選んだら、tabキーを押して「forcepae」と
打ってください。

Enterすれば、liveCDが起動できます。

インストール&設定

インストールは、フルインストールです。
grub4dosは、インストールしません。

既存のkona linuxとGRUB2で
デュアルブートとします。

インストール

liveCDが起動できたら、インストーラーを
立ち上げます。

インストール用のパーティションが
無ければ、GPartedで作ってください。

「full」で作ったパーティションを
指定してください。

システムの転送が終わると
「grub4dosのインストール」のpopupがでます。

grub4dosは、インストールしないで
進めてください。

設定

BusterPupのインストールが終わったら
Rebootします。

設定は、kona linux側で実施します。

kona linuxを起動します。(私の環境では)

デスクトップが出たら、「Grub Customizer」を
起動します。

GrubCustomizer

「Grub Customizer」がBusterPupを
認識してくれます。

このまま、保存します。

Rebootして、BusterPupを選んで起動すると
「kernel panic」となります。

なので、/boot/grub/grub.cfgを編集します。

「linux /boot/vmlinuz1 root=/dev/sda5」の
次に以下を追加します。

「initrd /boot/initrd.img」

私は、BusterPupをsda5にインストールしたので
sda5となります。

これで、BusterPupが起動できます。

ユーザー追加

BusterPupのユーザーは、
「puppy」がデフォルトです。

他が良ければ、ユーザーを追加します。

システムツールの「Add new user」を
実施してください。

どのGROUPに属させますか?と
画面が表示されます。

私は、全てにチェックを入れました。

次に追加したユーザーで起動するために
/etc/inittabを編集します。

以下の行の「root」を追加したユーザー名に
変更してください。

「1:2345:respawn:/bin/login -f root tty6 /dev/tty1 2>&1」

再起動で、ユーザーのDesktopが表示されます。

mano2Desk

こんな壁紙で起動できました。。。

日本語化

最後に日本語化です。
まず、日本語表示から。。。

ターミナルから以下を実施してください。

$>sudo apt-get install noto-cjk

次に日本語入力です。
Synapticパッケージマネージャで以下を
インストールします。
  • fcitx
  • fcitx-mozc
  • fcitx-frontend含む全て
  • fcitx-config含む全て
  • fcitx-module含む全て
  • zenity
これでも日本語入力できませんでした。
で、以下をターミナルから実施します。

$>sudo apt-get install im-config
$>sudo im-config -n fcitx

これで、日本語入力OK!
面倒だけど、確かに軽い。。。
※2020.10.25
 時計が合っていない。。。
 chromiumから注意を受けました。

 なので、ntpの設定をしてみました。

 「~/Startup/配下」にファイルを作成します。
 ファイル名は、それなりにしましょう。
 「start-ntpdate」とか。。。

 内容は、以下です。
 -------------------------------------
 #!/bin/bash
 sudo ntpdate -b ntp.nict.jp
 -------------------------------------

 このままだと、sudoのパスワードが打てません。
 で、sudoのパスワードの不要設定をします。

 「ntpdate」のみパスワード不要とします。

 「sudo visudo」を起動します。
 で、以下を追加してください。
 ---------------------------------------------
 ユーザー名 ALL=NOPASSWD: /usr/sbin/ntpdate
 ---------------------------------------------

 「Ctrl-X」- 「Y」でセーブします。
 これで、ntpが動作してくれます。OK。。。

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