refractaというディストリをインストールしてみました。
USA産でdevuanベースです。
debianじゃないですよ。。。
使用するには、いくつか設定が必要になります。
あと、メモリ使用量も記載したので、是非、ご覧ください
PCのスペック
超低スペックPCです。
- CPU: Intel Celeron M 1.30GHz
- メモリ: 512M
- HDD: 80G
本ブログもこの低スペックPCで書いてます。
興味のある方は、以下の記事を参照してみてください。
必要な実施項目
実施項目に入る前にisoのダウンロードページを示しておきます。
refracta 10 ISO Images
※2021.4.13
リンク切れました。
使用したisoは、以下です。当然32bit。
refracta10-beta2_xfce_i386-20200425_1631.iso
では、必要な実施項目を示します。
- 無線lan
- 日本語化
- 日本語入力
無線lan
無線lanは、BUFFALOのWLI-UC-GNMを使ってます。
不要な方は、読み飛ばしてください。
ドライバ「rt2870.bin」が必要になります。
だいたいのディストリにありますのでコピーしておきましょう。
場所は、「/lib/firmware/配下」。
で、refractaの「/lib/firmware/配下」にコピーしてください。
これだけでは、無線lanを認識しません。
grub設定ファイルの修正が必要です。
/etc/default/grub の GRUB_CMDLINE_LINUX に「biosdevname=0 net.ifnames=0」
を追加
で、grubを更新します。
ターミナルから「sudo update-grub」を実行です。
再起動すれば、無線lanを認識してくれます。
あとは、SSIDとパスフレーズを設定すれば、接続OKです。
日本語化
次は日本語化です。
ターミナルから更新コマンドを入れてください。
$>sudo apt-get update
フォントをターミナルから入れてください。
$>sudo apt-get install xfe-i18n
$>sudo apt-get install fonts-vlgothic
日本語入力
日本語入力に参ります。
リポジトリを最新にします。
次にターミナルから更新コマンドを入れてください。
$>sudo apt-get update
日本語化でやってたら不要です。
$>sudo apt-get upgrade
ここから、ターミナルから2コマンド投入してください。
$>apt-get install scim-anthy im-config
$>apt install task-japanese locales-all
homeの「.bashrc」に以下を追加してください。
LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"
/etc/default/locale を以下のように編集してください。
LANG=ja_JP.UTF-8
最後にGUIを使って実施します。
ターミナルから以下のコマンドを入れてください。
$>im-config
「OK」を押してください。
「Yes」を押してください。
「scim」を選んで、「OK」を押してください。
「OK」を押してください。
これで終わり。。。
メモリ使用量
エビデンスとして、メモリ使用量を示しておきます。
137.7MB。低スペックでも使えますね。。。