低スペックPCに refracta 10 beta2をインストールしてみた。

calenderIcon 2020/05/12 syncIcon

refractaというディストリをインストールしてみました。

USA産でdevuanベースです。

debianじゃないですよ。。。

使用するには、いくつか設定が必要になります。

あと、メモリ使用量も記載したので、是非、ご覧ください

desk

PCのスペック

超低スペックPCです。
  • CPU: Intel Celeron M 1.30GHz
  • メモリ: 512M
  • HDD: 80G
本ブログもこの低スペックPCで書いてます。
興味のある方は、以下の記事を参照してみてください。
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必要な実施項目

実施項目に入る前にisoのダウンロードページを示しておきます。
refracta 10 ISO Images
※2021.4.13
リンク切れました。

使用したisoは、以下です。当然32bit。
refracta10-beta2_xfce_i386-20200425_1631.iso
では、必要な実施項目を示します。
  • 無線lan
  • 日本語化
  • 日本語入力

無線lan

無線lanは、BUFFALOのWLI-UC-GNMを使ってます。
不要な方は、読み飛ばしてください。

ドライバ「rt2870.bin」が必要になります。
だいたいのディストリにありますのでコピーしておきましょう。
場所は、「/lib/firmware/配下」。
で、refractaの「/lib/firmware/配下」にコピーしてください。

これだけでは、無線lanを認識しません。
grub設定ファイルの修正が必要です。
/etc/default/grub の GRUB_CMDLINE_LINUX に「biosdevname=0 net.ifnames=0」 を追加

で、grubを更新します。
ターミナルから「sudo update-grub」を実行です。
再起動すれば、無線lanを認識してくれます。
あとは、SSIDとパスフレーズを設定すれば、接続OKです。

日本語化

次は日本語化です。
ターミナルから更新コマンドを入れてください。
$>sudo apt-get update
フォントをターミナルから入れてください。
$>sudo apt-get install xfe-i18n
$>sudo apt-get install fonts-vlgothic

日本語入力

日本語入力に参ります。
リポジトリを最新にします。
次にターミナルから更新コマンドを入れてください。
$>sudo apt-get update
日本語化でやってたら不要です。
$>sudo apt-get upgrade

ここから、ターミナルから2コマンド投入してください。
$>apt-get install scim-anthy im-config
$>apt install task-japanese locales-all

homeの「.bashrc」に以下を追加してください。
LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"

/etc/default/locale を以下のように編集してください。
LANG=ja_JP.UTF-8

最後にGUIを使って実施します。
ターミナルから以下のコマンドを入れてください。
$>im-config

im-conig1

「OK」を押してください。

im-config2

「Yes」を押してください。

im-config3

「scim」を選んで、「OK」を押してください。

im-config4

「OK」を押してください。
これで終わり。。。

メモリ使用量

エビデンスとして、メモリ使用量を示しておきます。

mem

137.7MB。低スペックでも使えますね。。。

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